アソーク周辺街歩きソイ歩き

バンコク・ソイ歩き

バンコク・アソーク周辺の街歩き

By Sry85งานของตัว, CC BY-SA 3.0, Link

BTSスカイトレインのアソーク駅・MRTのスクンビット駅周辺はオフィス街、ショッピングセンター、そして歓楽街と多くの顔を持つエリアとして知られています。スクンビット通りとラチャダーピセーク通りが交差するアソーク交差点周辺は、十数年程前には歓楽街として知られていましたが、現在はオフィスビルやホテルになっています。

そのオフィス街の谷間に生き残る歓楽街ソイ・カウボーイ。そのソイ・カウボーイがあるにもかかわらず、ソイの奥は緑に囲まれるソイ23。このあたりから日本人の姿が目立つようになってきます。居酒屋など日本人相手のお店が増えてくるのもこの辺りから。今回はこのアソーク周辺の街歩きをしてみましょう。

アソークはビジネス・観光の中心

BTSアソーク駅付近はホテルやショッピングセンターが建ち並ぶ観光エリアです。ざっと挙げるだけでもシェラトン・グランデ、ウェスティン・グランデ、ソフィテルといった高級ホテル、またロビンソン、ターミナル21といったショッピングセンターがあります。BTS(アソーク駅)とMRT(スクンビット駅)の乗り換え駅ということもあり、平日、休日問わず、一日中人通りが絶えることがありません。

ソイ21はアソーク通りでもありラチャダーピセーク通りでもある

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スクンビット・ソイ21はAsok Montri Rd.(アソーク通り)でもあり、ラチャダーピセーク通りの一部ともなっている大通りです。アソーク通りの沿道は主にオフィスビルやホテル、商店で、この通り沿いで一番目立つのはタイのエンターテインメントビジネス最大手GMM Grammyの本社ビルでしょう。アソーク交差点から500メートルほど進んだ左側にあるサーミットタワーには、かつて日本の領事部がありました。現在でも国際交流基金や日本政府観光局がこのオフィスビルに入居しています。

ソイ23からソイ31・緑あふれるスクンビットの裏通り

スクンビット・ソイ23はソイ・プラサンミットとも呼ばれる、全般的には木々に覆われた落ち着いたソイです。アソークからプロンポン、トンローへと続くスクンビットの裏通り。ソイの入り口にはレストラン「Little Italy」が目立つジャスミンビルディング。ソイを100メートルほど入ると左側には、映画にも度々登場している歓楽街ソイ・カウボーイがあります。

ソイ23・ソイ奥は緑あふれる街並みが魅力

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ソイ・カウボーイについては後述するとして、先に進みましょう。ソイ中程はホテルが並ぶ賑やかなエリアですが、その辺りを過ぎると雰囲気は一変、静かで落ち着いたエリアになります。

このエリアは築年数の古い高級コンドミニアムが多く、その昔から高級なエリアだったことを伺わせます。有名なタイ料理店バーン・カニタもこの辺り。野良猫がくつろぎ、小鳥のさえずりが聞こえるソイをまっすぐ北上し、ソイを抜けるとシーナカリン・ウィロート大学です。この高層ビルに囲まれた国立大学の敷地は、それほど広くはないものの緑が多く、朝夕はジョギングをしたり、犬の散歩をしたりする人々が多く訪れます。

また、この大学のアソーク通りに面した正門付近では、毎週火曜日と木曜日の午前中に市場が開かれ、日本人駐在妻の間では「火曜タラート(火タラ)」「木曜タラート(木タラ)」などと呼ばれるホットスポットになっています。

ソイ23は中程で枝分かれしていて、この辺りから日本人を対象にしたラーメン屋、居酒屋、カラオケなどの店舗が目立つようになってきます。よく知られているのはバー「アウタールーム」。サッカー日本代表の試合当日には多くの日本人で賑わいます。さらにソイを進んで右側に折れるとスクンビットソイ31へとつながります。

スクンビット・ソイ31、イタリアン、イサーン、高級住宅街

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スクンビット・ソイ31は、ソイ・サワディーとも呼ばれます。スクンビット通り側の目印になるのは「S31スクンビットホテル」でしょうか。スクンビット通りからソイに入っていくと、多くのレストランが並んでいます。特に人気なのが、イタリアンの「Bella Napoli」、イサーン料理(タイ東北地方の料理)の「バーン・イサーン・ムアンヨット」でしょう。夕食時はいつも混み合っています。

レストランが多くあるエリアを抜けるとソイは二股に分かれ、一方はソイ23方向へ、もう一方はそのまま北上してスクンビット・ソイ39へとつながります。この辺りはコンドミニアムや大邸宅が多い高級なレジデンスエリア。中でも最も有名な家は、アビシット元首相の邸宅でしょう。スクンビット・ソイ31とソイ39をつなぐソイ・プロムチットとの交差点近くにあります。ソイ23同様、ソイの奥は緑が多く、静けさ漂うエリアです。

世界に名を知られるソイ・カウボーイ

歓楽街として、世界に名を知られるソイ・カウボーイ。パッポン、ナナプラザと並ぶバンコクのレッドライトディストリクトです。アソーク通りとソイ23の間、全長わずか100メートル程の短い通り沿いには、ゴーゴーバーを中心とした約40軒の店舗が並んでいます。ソイの名前は、1970年代にこのソイにバーを開いていた退役米兵のニックネーム「カウボーイ」にちなんで付けられたそうです。

以前は寂れた雰囲気が漂うバー・ストリートでしたが、2000年代に入り、「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月」、ニコラス・ケイジの「Bangkok Dangerous」、「ハングオーバー!! 市場最悪の二日酔い、国境を越える」など、数々の映画の舞台となったことから、多くの観光客に知られることになりました。

現在も女性を含めて多くの観光客が訪れますが、写真撮影に関わるトラブルがよくあると聞きます。バーのオープンしている時間には警察官が常駐していますが、働く女性に対する配慮は必要でしょう。

バンコク・アソーク周辺街歩き・喧騒と静寂のコントラスト

アソーク駅周辺は様々な顔をもつエリアです。アソーク通りは狭く、車線数が減少するボトルネック構造になっているため、渋滞が慢性化。昼間はその喧騒の中を周辺のオフィスで働く人々が絶え間なく行き交い、日が暮れるとソイ・カウボーイの妖しい光が観光客を惹きつけます。

ただ、脇道を入るとそこにはシーナカリン・ウィロート大学など、緑あふれる静かなエリアが広がり、周辺住民の憩いの場所となっています。ナナエリア同様、バンコクの多様性、喧騒と静寂のコントラストを感じることができるエリアと言えるでしょう。

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