タイランドでフライフィッシング

タイランドの釣り

タイランドでフライフィッシングに挑戦

stevepb / Pixabay

日本でも盛んに行われているフライフィッシングですが、渓流や湖、管理釣り場でトラウト等を釣っている方が多いのではないでしょうか?タイではどうでしょうか?パイロットなどの釣り堀に行くと、地元タイの人や西洋人を中心にフライでバラマンディなどを狙っている人をよく見かけます。タフな状況ではルアーよりもフライに分があることも多いです。

一方、バンコク周辺の釣り堀で、今まで日本人フライアングラーに遭遇したことがありません。実釣レポートも見かけるので、日本人フライアングラーがいないわけではありませんが、ルアーと比較すると少数派なのでしょう。ただ、柔らかく、しなりのあるフライロッドで大物を狙うことが、エキサイティングでないわけがありません。そこでタイのフィールドにおける、フライフィッシングについて考えてみました。

フライで狙えるタイランドの魚たち

タイに生息する多くの魚をフライで狙うことができます。一般的にルアーフィッシングで狙う魚は全てフライで狙えると言って良いでしょう。

バンコク周辺の釣り堀

パイロット111など、バンコク周辺のメジャーな釣り堀におけるルアーフィッシングの対象魚であれば、全てフライで狙うことができます。

バラマンディ(プラーガポン)

By Lord Mountbatten (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

バラマンディは釣り堀というシチュエーションで考えれば、最も身近なフライフィッシングの対象魚となるでしょう。釣り堀のバラマンディは1キロから3キロ程度の魚が多いため、経験のあまり無いアングラーでも十分に楽しめるでしょう。

ジャイアントスネークヘッド(チャドー)

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チャドーも当然フライフィッシングで狙えます。水面を割るような強烈なバイトが見られるかもしれません。

バンコク周辺の釣り堀でフライ・その他の対象魚

By Michal Klajban (Hikingisgood.com) – งานของตัว, CC BY-SA 3.0, Link

アジアン・レッドテールキャットフィッシュ、ストライプドスネークヘッド(プラーチョン)、ナイフフィッシュ(プラークラーイ)などが、釣り堀でのターゲットになるでしょう。

アマゾンレイクのピーコックバスやピラルク(アラパイマ)などもフライフィッシングで狙うことができますが、かなりの強敵になりそうです。

リザーバー(ダム湖)

タイには多くのリザーバーがあり、主にジャイアントスネークヘッドが人気のターゲットです。

チャドー

チャドーはバンコク近郊の釣り堀でも人気のターゲットですが、大自然の中で狙う天然物とのファイトは、よりエキサイティングです。10キロクラスの天然チャドーとのファイトは、想像するだけで熱いですね。

プラーチョン

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チャドーと同じ雷魚の仲間・プラーチョンもリザーバーで釣ることができます。プラーチョンはチャドーよりも、さらにシャローを好むため、サイズが小さくてもエキサイティングな釣りになることは間違いないでしょう。ただブッシュの中を釣ることが多いので、ルアーフィッシングの方が狙いやすいことは確かです。

カスープ

By Wibowo Djatmiko (Wie146) – งานของตัว, CC BY-SA 3.0, Link

もう1種、リザーバーでフライをよく追ってくれるのはカスープでしょう。カスープは鯉の仲間。日本にはルアーをよく追うニゴイがいますが、タイ版のニゴイでしょうか?このタイ版ニゴイ、ジャングルパーチと呼ぶ人もいますが、正式にはHampala Barb(Jungle Barb)だそうです。このカスープは流れも好むので、川でもよく釣れる魚です。

フライフィッシングのタックルと釣り方

タイの魚をフライで狙う場合のタックルですが、基本はターゲットに合わせた選択になります。ただ、日本から遠征する場合は荷物の量も考えなければいけないので、汎用性の高いタックルが求められます。

釣り堀のバラマンディ、チャドー用フライタックル

釣り堀でバラマンディやチャドーをフライで狙う場合は、ソルトウォーターで活躍する8番から9番辺りのロッドで狙うことになります。フローティングラインの先に60ポンドテスト程度のショックリーダーの組み合わせが一般的でしょう。フライはポッパーやストリーマーなどが有効です。リザーバーのチャドーなどを狙う場合でも同程度のタックルで流用できるでしょう。

釣れないときはデッドスローで

釣り堀の魚はシブい時はホントにシブいです。フライでもタフな時間は訪れるものですが、そんな時間に有効な作戦はデッドスローリトリーブ。作戦というほどでもありませんが、ルアーよりもよりゆっくりとした動きを演出できる、フライならではのテクニックです。

リザーバーや川のカスープ用タックル

カスープはバラマンディやチャドーほど強力な魚ではないため、7番辺りのロッドが一般的になるでしょう。他のターゲットとの汎用性を考えれば、8番がちょうどいいかもしれません。ラインはその日の反応を見て、釣るレンジにより使い分けましょう。ショックリーダーは30ポンド程度あれば間に合うでしょう。

タイのリザーバーとその周辺でのフライフィッシング動画


タイのケーンクラチャンリザーバーとその周辺の川が舞台のフライフィッシング動画です。

ケーンクラチャンリザーバーは、タイ西部、ミャンマーとの国境付近のケーンクラチャン国立公園内にあります。広大なダム湖ですが、日本のリザーバーとは異なり、岸際から急に深くなっているという感じではありません。ケーンクラチャン国立公園周辺は、バンコクからそう離れていないにもかかわらず、豊かな自然に囲まれているため、多くのタイ人が休日を過ごすリゾート地でもあります。

フライフィッシングでタイランドの魚たちを釣ってみよう

今回はタイランドの魚たちにフライフィッシングで挑む方法を考えてみました。タイの釣り堀で釣りをしていると、フライの釣り人が爆釣しているにも関わらず、まわりのルアーアングラーには何の反応もないという時間に遭遇することがあります。一概にフライフィッシング有利というわけではありませんが、フライにはフライの特性があるので、それを活かす、またはルアーでそれを模倣してみる、というのも作戦の一つと言えるでしょう。

また、リザーバーや川には、カスープというゲームフィッシュもいて、釣り人を楽しませてくれます。フライフィッシングは、タイでのフィッシングライフの新しいバリエーションになることは間違いありません。

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