バンコク近郊の釣り堀でルアー釣り・ヒットルアー大研究

タイランドの釣り

バンコク近郊の釣り堀でルアー・フィッシング ヒットルアーを探る

タイに住んでいるアングラーも、日本から遠征に訪れるアングラーも、皆、それぞれ、どんな釣りになるかをイメージし、タックルを選んでいることでしょう。初心者の場合はなかなか、そういうわけにもいかないとは思いますが、日本で釣りに行く際と同様に準備をしていけば良いでしょう。

これまで、バンコク近郊の釣り堀での釣り方、またリザーバーの釣り等にもふれてきました。ただ、リールやロッドの強度に関してはざっとした情報だけで何とかなっても、どんなタイプのルアーがこの魚に対して有効なのかといった情報は、日本人の実釣レポートブログなどを参考するしかありませんでした。

今回は、できるだけタイ地元アングラーがよく使用しているルアーに迫ってみようと思います。彼らの多くは地元の釣具店で手に入るルアーを使っています。地元の釣具店で売られているヒットルアーの傾向が分かれば、日本でルアーを準備する参考にもなるでしょう。

今回はバンコク近郊の釣り堀の主な対象魚、バラマンディ、チャドー、プラーチョンに絞ってルアーをリサーチしてみました。

バンコク近郊の釣り堀・ヒットルアーを探るヒント

バンコク近郊の釣り堀を攻略するためのヒント。それは各釣り堀が魚たちに与えている餌です。

多くの釣り堀に共通する点・餌はティラピア

バンコク近郊の釣り堀の多くは、釣り堀にいる魚たちの餌に小さなティラピアを使っています。このためシャッド系のルアーは、大前提としてタックルボックスに入れておきましょう。シャッド系といっても幅が広いですが、このシャッドを意識したルアー選びはどこの釣り堀に行く場合でも有効になりますので、必ず頭に入れておいてください。

釣り堀のバラマンディの場合、シーバスの釣りをイメージするアングラーも多いと思います。それはあながち間違いというわけではありませんが、やはり釣り堀という特殊な条件下にいる魚を狙うため、釣り場、また池により作戦は変わってきます。

釣り堀のバラマンディ、チャドー用ルアー

スイムベイト

スイムベイトは池を幅広く探ることができます。小型から中型のシャッドに似たタイプが強いようです。

トップウォーター

ペンシルやポッパーなどのトップウォータープラグは朝・夕など限られた時間に有効な場合が多いルアーです。あくまでも印象ですが、トップウォータプラグに関しては、スリムなタイプより大きめの派手なタイプが強いように感じます。ポッパーの場合は、ポップの音色によって当たり外れがあるという釣り人もいます。

また、ペラ付きのフロッグはタイの釣具屋でも多くの種類が販売され、特にチャドー用として人気ですが、やはり釣り堀での釣りの場合は時間帯が限られます。タイのペラルアーの引き波は餌のティラピアが泳ぐ姿を再現していて、餌まきタイムにはビッグチャンスになります。

バイブレーション

バイブレーションは池を幅広く探るパイロットルアーの定番。当然、バンコク周辺の釣り堀でもその役割を果たしてくれます。そもそも、形状がシャッドに近いので、釣り堀では欠かせないルアーです。私の経験ではラトル入りよりもサイレントタイプが圧倒的に強いです。

アカメ用ルアー

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日本で生息域が限られ、夢のターゲットとも言われるアカメ。バンコク近郊の釣り堀にいるバラマンディはそのアカメに近い魚ですから、日本から遠征してくるアングラーの中にはアカメ用のルアーを用意してくる方も多いようです。実際、皆様、かなりの結果を出しているようで、North Craftの「AIR OGRE(エアー・オグル)」はバラに効くルアーとしてタイでも人気となっています。

ラバーシャッド

ラバーシャッドは最終兵器として、タックルボックスには必ず入れておきたいルアーです。ラバー製のスイムベイトといっていいラバーシャッドは、タイの釣具屋には必ず売られています。ジグヘッドにラバーの魚が取り付けられているだけのシンプルな物から、トリプルフックが取り付けられているタイプなど、違ったタイプの物があります。

共通して言えることは値段の安さ。メジャーなルアーはタイでも高価ですので、釣れて、しかも安価なラバーシャッドは釣り人の大きな味方です。ただ、フックやスプリットリングなどはひじょうに弱いので、必ず強度のある物に交換してから使いましょう。

また、強力な魚が相手となりますので、ラバーシャッドは一発で使えなくなることも多いです。少なくとも3から4個ぐらいは持っておきたいですね。

ジグヘッド+シャッドテール

日が昇った後は反応が悪くなることの多い釣り堀の釣り。それでもゆっくりと粘り強く誘うことで結果を出せることは多いものです。ジグヘッド+シャッドテールや、シンカーの付いたオフセットフック+シャッドテールの組み合わせでボトム近くをトレースしてみましょう。

ジグリグ

渋くなるとゆっくりした釣りが圧倒的に強くなる釣り堀の釣り。ジグリグと呼ばれるダウンショットのようなリグにシャッドテールなどのソフトルアーをセットして足下を探ります。
バス釣り経験者で葦際の釣りを知っている方にはイメージしやすいかもしれません。

特にチャドー狙いなら、ラバーフロッグをテキサスリグ等にセットして使ってみましょう。釣り堀には基本的に、それほど密なストラクチャーはありませんが、ブッシュの中などに潜んでいるチャドーもいるので、ウィードガード性能の高いリグを使ってダイレクトに攻めてみましょう。

バンコク近郊釣り堀用ルアー、シャッド系を厚めに

今回はバンコク周辺の釣り堀で主に使うルアーについてご紹介してみました。ハードルアーもソフトルアーも、基本的にはシャッド系を厚めにそろえておけば良いでしょう。皆様、それぞれ必釣法があると思いますので、ここに挙げたルアーも、それぞれアレンジして釣ってみていただければ幸いです。

管理された釣り場での釣りは時としてシビアです。ハードルアーをぐりぐり巻いて釣りたくても、魚が「うん」と言ってくれない日は、足下をネチネチと狙ったり、水草の中をスローに狙ったりと、いやらしい釣りに徹するのも、釣り堀での一つの楽しみ方です。

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